皆様こんにちは! サミーの日 ということで今回は普段とテイストを変えまして…
開発の裏話的な小ネタを1つご紹介したいと思います。
本機種の「双龍門チャンス」「双龍門バトル」といった
これまでの蒼天シリーズでは出てこなかった単語「双龍門」が生まれた経緯をご説明させて頂きます。
時は開発の初期頃…ATへのチャンスゾーンの名称を決める際
「これまで蒼天のパチスロシリーズで使っていない名称にしたい!」
と私が主張したところ
リーダーから「じゃあ、ちょっと考えて」と軽いノリで名付け親を任され、考えること数日…
私の脳内に、天から「双龍門」という案が授けられた、というわけです。
…天から授かった、などと言いましたが、実際はそんなことなく。
名前(アイデア)を思いつくというのは、案外地味な作業の賜物でありまして。
ネットで色々な単語を調べたり、原作を読み返したりしていました。
そんなある日…
「登竜門」という単語が私の目に留まりました。
※登竜門…中国の《後漢書》李膺(りよう)伝に~(文字数の関係で中略)
転じて立身出世のための関門を意味する。(コトバンクより引用)
要するに、「成功するための試練(と解釈した)」である「登竜門」という単語。
これが、成功(AT)を目指すチャンスゾーンにピッタリだと思いました。
あとはこれを蒼天らしい単語と絡めようと考え
「登竜」と「双龍」の発音がほぼ同じなのもあって「双龍門」という単語が生まれました。
以上、「双龍門」が生まれるまでの経緯でした。
当時新人だった私にとって、ただのチャンスゾーンの名前ではありますが
自分の案が採用されたのは非常に嬉しかったのを今でも覚えています。
ちなみに…別サイトだと「登竜門=立身出世のための「狭き」関門」という記載があります。
振り返ると、ユーザーの皆様にとって双龍門チャンス⇒双龍門バトルの二段構成CZは
ATまでの「狭き」関門に感じてしまったかもな…と反省しております…
設置されているホールも減ってきていますが
もし見かけたら、ご遊技して頂けますと幸いです!
最後に、今後ともサミーのパチンコ・パチスロをご愛顧の程よろしくお願い致します!